死人に口無しという言葉があります。
法律上は、すでに亡くなってしまった者に人権はありません。
しかし被害者が亡くなって、証言ができないのをいいことに
加害者の都合のいいように話を変えたり、
保身のために、逆に罪をなすりつける卑怯者がいます。
実は何の罪もない被害者だったのに、加害者にされてしまうなんて
なんてひどい話なんでしょう(;´Д`)
今の世の中、死んだ者の負けなのが現実です。
そこで海外のある自動車メーカーでは、飛行機と同じように
ブラックボックスを装備しようかという話が持ち上がっているようです。
常に自動車の走行データや状況をカメラやマイクで拾い、
不意の事故の際に、何が起きたか証拠が残せるようにです。
これが第三者のあいまいな目撃や証言のかわりにもなり、
迷宮入りしやすかった事故や、加害者証言の虚偽を暴く事もでき
事件や事故を客観的にみることができるのです。
とても画期的で良い試みだと思います♪
しかし、私は更にもう一歩進んだ提案をしたいと思います。
人間にもブラックボックス装備を(=゚ω゚)ノ
ケータイもしくはそれに近いものを利用し、常に動画と音声を録り続け
本体もしくは通信機能でリアルタイムにPCなどへ保存しておく。
これにより、突然の事件や事故、詐欺などにあった場合、
犯人の顔や声や手口、犯罪の瞬間などを全て鮮明に残しておけます。
そして、効果はそういった事件の時だけではありません。
たとえば、企業の犯罪的ともいえる不正が際立って居ますが
こういった法や他人を軽んじた命令を誰が出したかなど
責任の所在をハッキリさせる証拠もシッカリ残せます。
労働法で禁止されているサービス残業の通告や契約違反
無責任な3年返しの口約束転勤。
某自動車メーカーで起きたような不正及び隠蔽命令。
教師や親が起こす体罰。
組織や権力による、個人に対する理不尽な圧力や待遇。
医療ミス。
果ては夫婦や恋人の間で起きる浮気の証拠(笑)など
無責任な発言やウソ。
こういった世の中に多くいる不誠実者が責任逃れできないよう、
全てを、ナマナマしく説得力のある映像音声で
きちんと残して相手や裁判で突きつける事ができるのです。
誠実さや正義や責任感を持ちながら、ないがしろにされていたような者に
大きな武器となる事でしょう。
あと予想外の突然の死が訪れた場合、咄嗟に遺族へ向け遺言も残せます。
飛行機事故などがあったとしても、ほぼ全員の遺言が残せるでしょう。
遭難したとしても通信できる場所なら相手に自分の状況を
リアルタイムで示して助けてもらう事も可能になるはずです。
もちろんブラックボックスなので、本人による個人管理。
本人の許可と法的手続きによる閲覧以外はできないようなシステムで
プライベートは護る事ができます。
もちろん本人自身の不正も残される(笑)ので、故意に削除したり
本人の都合の良いよう編集ができないよう動画コマや音声に
ランダム循環式パスワードでロックや物理封印も施さねばなりません。
人間は、みられてなかったりバレないと思うから
不正やズルに走る事が多い。
常に証拠が残されていると思えば、
無責任な発言や約束、理不尽な強制もやりにくくなるでしょう。
人として恥ずべき行動を抑制する効果は大きいのではないでしょうか?
なんだか常にみられてるようで気持ち悪いような気もするでしょう。
しかし、悪い事をしないという自信があるのなら、
なんら怖れる事はありません。
ハメられて罪をなすりつけられそうになったとしても
アリバイだって証明できるので冤罪の率も減らせます。
これまで密室とされた場所でこそ価値を発揮するブラックボックス。
お電話は今すぐ!!(電話番号テロップ)
しかし、どんなものにも欠点はもちろんあります。
名探偵の仕事がなくなるけどね(笑) |